アップライトピアノ。
・重い
・動かせない
・捨て方が分からない
そして一番の誤解がこれ
「ピアノ=高く売れる」
──ハッキリ言います。
9割は高く売れません。
でも、条件が合えば普通に現金化できます。
この記事では
リサイクルショップ&買取現場のリアルな目線で
**アップライトピアノの“真実”**を包み隠さず解説します。
目次
結論|アップライトピアノは売れるのか?
まず答え。
売れるピアノは売れる
売れないピアノは「お金を払って手放す」
この差、数十万円です。
アップライトピアノ買取りで一番重要なのは「メーカー」
年式より先に、まずこれ。
売れやすいメーカー
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国内有名メーカー
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海外評価が高いメーカー
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輸出需要があるもの
売れにくいメーカー
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無名ブランド
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家具調ピアノ
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国内流通限定モデル
メーカー=再販先の有無
これがすべてです。
次に重要なのは「製造年(年式)」
目安はこう。
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1970年代後半〜1990年代:可能性あり
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2000年以降:状態次第で高評価
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1960年代以前:原則、厳しい
ただしピアノは
家電と違って年数だけでは判断しません
内部状態が命です。
アップライトピアノはなぜ売れないことが多い?
理由はシンプル。
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住宅事情(防音問題)
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電子ピアノ普及
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重すぎる
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引っ越し費用が高い
結果、
個人需要が激減
海外輸出が頼みの綱
つまり
輸出できないピアノ=ほぼ価値なし
これが現実です。
音が出れば売れる?【よくある勘違い】
答え:
NO
以下はマイナス評価。
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調律ズレ放置
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鍵盤戻りが悪い
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内部フェルト劣化
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弦サビ
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湿気ダメージ
「音が出る」=最低条件
価値とは別です。
外観のキズはどこまで影響する?
意外ですが…
外装キズは致命傷ではありません。
問題にならないもの
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小キズ
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塗装のスレ
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経年劣化
致命的なもの
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水濡れ跡
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カビ臭
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虫食い
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ネズミ被害
湿気ダメージ=アウト
これだけは覆りません。
ピアノは「保管環境」で価値が決まる
ここ超重要。
プラス評価
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調律履歴あり
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防湿対策あり
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定期メンテナンス
マイナス評価
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何十年放置
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倉庫・納屋保管
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窓際直置き
音楽室育ちのピアノは強い
物置育ちは弱い
育ち、出ます。
アップライトピアノの買取価格の現実
正直に言います。
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数万円〜数十万円:条件が揃った優等生
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0円買取:多数派
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処分費10万〜30万円:よくある
ここで大事なのは
0円買取 ≠ ゴミ
無料引き取り=神
運搬費が最大の壁
アップライトピアノは
本体より運搬が高い。
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重量200kg超
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階段・クレーン
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養生必須
売れても運搬費で消える
このケース、非常に多いです。
アップライトピアノは持ち込み不可
これは断言。
100%出張・専門業者案件
自力移動は
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床破壊
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腰破壊
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家族関係破壊
全部起きます。
売れないアップライトピアノの選択肢
現実的にはこの3つ。
1️⃣ 無料引き取り
2️⃣ 有料処分
3️⃣ 記念として残す
「いつか使う」は99%来ません。
よくある勘違いTOP5
① 昔100万円した
→ 今の価値と無関係
② 音大丈夫
→ 価値とは別
③ 有名メーカーだから
→ 型番と年式次第
④ 重い=価値
→ むしろマイナス
⑤ 売れると思ってた
→ 事前確認必須
まとめ|アップライトピアノで後悔しないために
最後にこれだけ覚えてください。
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メーカー確認
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型番・製造年確認
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保管状態チェック
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運搬費を必ず考慮
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迷ったら即相談
アップライトピアノは
「思い出」と「現実価格」が最もズレる物です。
でも
正しく判断すれば
無駄な出費は避けられます。
部屋の主に居座らせるか、
静かに次へ送り出すか。
決断するなら
今が一番マシなタイミングです。
