土浦市にてコンバイントレーラーを出張買取いたしました。
コンバイントレーラーは農業用収穫機のコンバイン等を圃場間や保管場所まで安全かつ効率的に輸送するために設計された専用トレーラーです。
大型化・高性能化が進むコンバインに対応し、積載作業の簡易性、運搬中の安定性、作業効率が向上されます。
今回買取したトレーラーは最大積載量が2000kgの物でした。
トレーラーの大きさや種類によって積載量も変わります。
【トレーラーの査定ポイント】
・全体
全体的な傷み具合を見ていきます。
今回買取したトレーラーについてはサビが目立ち、使用感がかなりあると言えます。
・荷台
荷台部分にサビによる腐食、へこみや歪みが無いかを見ます。
荷台の傷みが強いと最大積載量内で使用していても破損や事故につながる原因となってしまうためです。
・タイヤ
タイヤがパンクしている場合にも査定に影響が出ます。
また、パンクしていなくてもひび割れの程度が酷いとパンクしてしまう可能性が高まるため査定額が下がってしまう原因となります。
・その他
トレーラーの後方に脚やブリッジが付いている場合があります。
それらの欠品してたり破損していると当然査定にも影響が出ます。
使用に伴う傷や汚れであれば査定に大きく影響することはあまりありませんが、簡易的にでもお掃除をしておいていただけますと査定額アップに繋がるかもしれません。
【農機具を放置すると故障しやすい?】
農機具を長期間使用しない場合、故障する可能性が高くなる理由はいくつかあります。
農機具に限らず、機械全般に共通するものであり、適切なメンテナンスが行われていない場合に特に顕著になります。
・バッテリーの劣化・放電
長期間エンジンをかけないと、バッテリーが自然に放電してしまいます。
特に寒冷地ではバッテリーがさらに早く劣化することがあり、エンジンを再始動できなくなる可能性があります。
・オイルの劣化
エンジンオイルやトランスミッションオイル、潤滑油は使用しない期間が長くなると酸化や劣化が進み、粘度が変わることがあります。
これが原因でエンジンや機械内部の部品が摩耗しやすくなり、故障につながります。
・ゴム部品の劣化
タイヤ、ホース、シールなどのゴム部品は、時間とともに劣化していきます。
特に、使用しない間に紫外線や気温の変化にさらされると、亀裂が入りやすくなり、油漏れや空気漏れ、パーツの破損が発生することがあります。
・燃料の劣化
長期間燃料を使用せずに放置すると、ガソリンや軽油が劣化し、沈殿物やガム質の物質が生成されます。
これが燃料フィルターやインジェクターを詰まらせ、エンジンが正常に動作しなくなる可能性があります。
・サビの発生
農機具は金属部品が多く、特に湿気が多い場所に保管されている場合、長期間使用しないとサビが発生します。
サビは、エンジンやトランスミッション、ブレーキシステムなどの機能に悪影響を及ぼし、最終的には部品の交換が必要になることがあります。
・タイヤの変形(フラットスポット)
長期間同じ場所にトラクターを置いておくと、タイヤに変形が生じることがあります。
これを「フラットスポット」と呼び、タイヤが偏摩耗し、乗り心地が悪くなったり、バランスが崩れてしまうことがあります。
・電子部品の故障
最近の農機具には電子制御システムが搭載されており、湿気や経年劣化により電子部品が故障するリスクが高まります。
特に長期間使用しないと、接点不良や配線の劣化などが発生することがあります。
農機具であれば古い機械や不具合のある機械、動かない機械でも無料回収できるケースが多いです。
機械の買い替えや離農に伴って不要になった農機具がある場合にはぜひお気軽にお問い合わせください。
出張リサイクルショップ24時 楊箸