先日、水戸市にて業務用品の出張買取をいたしました。
今回買取したのはLPガス用コンロで小型のものですが、業務用品でした。
弊社では大型の業務用品はもちろん、小型の業務用品の買取も行っております。
今回は業務用コンロの買取についてご紹介します。
【ガスの種類】
ガスコンロに使用するガスの種類は都市ガスとLPガスの2種類です。
以下で2つのガスの違いについてご説明します。
・成分の違い
- 都市ガス:主成分は「メタンガス(CH₄)」で、天然ガスに由来します。メタンは比較的クリーンな燃料で、燃焼時に二酸化炭素(CO₂)や水蒸気を生成します。
- LPガス:主成分は「プロパン(C₃H₈)」と「ブタン(C₄H₁₀)」で、石油の副産物として得られます。プロパンとブタンは、都市ガスよりもエネルギー密度が高いです。
・供給方法の違い
- 都市ガス:都市ガスは、地下のガス管網を通じて供給されます。都市部やその周辺で広く使用されており、長期間にわたって安定的に供給されます。
- LPガス:LPガスは、主にボンベやタンクを通じて供給されます。ガスを圧縮して液体にした状態で供給され、特に都市ガスが利用できない地域や、アウトドアなどでも利用されます。
・使用場所の違い
- 都市ガス:ガス管網が整備されている地域で使用されます。都市部や人口の多い地域が主な利用場所です。
- LPガス:ガス管が整備されていない地域でも使用できるため、郊外や農村、さらにはキャンプなどでも利用されます。
・圧力の違い
- 都市ガス:低圧で供給されるのが一般的です。家庭用のガス器具は、低圧に対応するように設計されています。
- LPガス:圧縮されて液化した状態で供給されるため、高圧で供給されます。そのため、LPガスを使用するための器具は、都市ガスとは異なる設計が必要です。
・熱量の違い
- 都市ガス:メタンガスはエネルギー密度が低いため、同じ体積あたりの熱量はLPガスより少ないです。
- LPガス:プロパンやブタンはエネルギー密度が高いため、少量でも多くの熱量を得ることができます。
・価格の違い
- 都市ガス:供給インフラが整っているため、通常、LPガスよりも価格が安定しています。
- LPガス:供給方法が異なるため、都市ガスよりも価格が高くなることがあります。特に供給地域や需要の変動によって価格が影響を受けやすいです。
・環境への影響
- 都市ガス:メタンは温室効果ガスとしても注目されていますが、燃焼時に出る二酸化炭素は比較的少ないため、クリーンなエネルギー源とされています。
- LPガス:プロパンやブタンも温室効果ガスを排出しますが、エネルギー密度が高いため、燃焼効率が良いとも言えます。ただし、天然ガスに比べるとCO₂排出量は多くなることがあります。
【業務用ガスコンロの査定ポイント】
・型式
型式によってスペックが変わります。
それによって需要も変わりますので査定額も変わります。
・年式
もちろん年式は新しい方が査定額は付きやすいです。
年式が分からない場合には使用年数をお伝えいただいても構いません。
・動作
弊社ではお客様より買取したお品物は中古品として販売しております。
動作に問題があるものは査定の対象外となったり、査定額が大幅に下がります。
・状態
キズや汚れの状態も査定に影響します。
通常の使用に影響の出るような致命的な傷みがある場合には査定の対象外となります。
使用感程度の汚れでしたら査定に大きく影響することはあまりありませんのでご安心ください。
業務用のコンロは焦げ付きや油汚れが付きやすいです。
日々のお手入れをしっかりされていれば、多少の汚れはつきものですので査定額が大幅に下がってしまうようなことはあまりありません。
中にはバーナー部分が焦げ付きや油汚れで目詰まりしてしまって炎が上手く出なくなってしまっているような状態の物もあります。
そのような状態の物についてはマイナスポイントとなりますので査定額は下がってしまいます。
今回は簡単に持ち運びできるようなサイズ感の商品でしたが、業務用品の中には大型の冷蔵庫や作業台、フライヤーや食器洗浄機などもあります。
大型の商品でも弊社のスタッフが運び出しから積み込みまで全ての作業を行いますのでご安心ください。
店舗丸ごとの査定も可能です。
店舗の移転や閉店、機器の入れ替えなどで不要になった業務用品がある場合には弊社にご相談ください。
ぜひよろしくお願いいたします。
出張リサイクルショップ24時 楊箸