先日、茨城県ひたちなか市にて電動ろくろの出張買取をいたしました。
今回は農業機械の買取に伺ったお客様より「こんな機械もあるんだけど」とご相談を頂いたので追加で査定させていただきました。
【今回の査定内容】
・メーカー
シンポ工業は日本の企業で、主に陶芸用具や陶芸関連機器を製造している会社です。
特に「ろくろ」や「電動ろくろ」など、陶芸家向けの設備でよく知られています。
シンポ工業のろくろは、陶芸の制作を効率的に行えるよう設計されており、安定した回転力や使いやすさが特徴です。
ろくろは、土を成形するために使われる重要な機械で、シンポの製品は特に精度や耐久性の面で高い評価を受けています。
シンポのろくろは、初心者向けの軽量モデルから、プロフェッショナル向けの高性能モデルまで多岐にわたるラインナップがあります。
電動式と手動式があり、電動ろくろは特に速度調整や安定した回転が可能で、多くの陶芸家に愛用されています。
・型式と年式
- 今回買取した製品の型式はRK-2Pでした。
- 家庭用の100V電源で使用できますので、コンセントに差し込むだけで使用できます。
- 超低速域から低速域まで非常に高いトルクを発揮し、大きな力をかけてもスリップせず、大物作品の制作まで対応できます。
- 変速機構は工業用の無段変速機・ベルト駆動式です。また、応答性が良く、メリハリのある回転調整ができます。
- モーターのパワーがより強く、力強い作陶ができ、クラッチ付の機種は運転停止時に回転テーブルがフリーになります。
- 年式は1992年製とかなり古いものでしたが、状態が良かった為査定の対象となりました。
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・状態
- まず、簡単に動作の確認をさせて頂き、一連の動作に問題が無いことが確認出来ました。
見た目の状態は、使用感はほとんどなく、30年以上前のお品物には見えないほどきれいでした。
「趣味で始めてみようと思ったけど、初期費用が思ったよりも高額で、中々始められないうちに時間が経ってしまったんです。」との事でした。
今回の商品はドベ受けが欠品しておりましたが、あとから購入することも出来る付属品ですので査定に大きく影響はしませんでした。
長い年月使用しないままでも、保存状態が良かった為ご納得いただける査定額をお付けすることが出来ました。
弊社では農業機械や業務用品、一般家庭用の電化製品などの他、今回の様な専門的な機械の買取も行っております。
過去に買い取り実績のないお品物でも、お問い合わせを頂ければお品物についてお調べして、直近一年間の需要や中古相場を調べたうえで査定額を提示させていただきます。
弊社では幅広い商品の買取を行っておりますので、特定のジャンルを専門としているわけではありません。
そのため専門店に比べたら査定額はお安くはなってしまうかもしれませんが、万が一査定内容にご納得いただけなかった場合にはお断りいただいても構いませんし、出張費用や査定費用を頂くことはありません。
また、買取が成立した場合には、お品物の運び出しから積み込みまで全ての作業を弊社のスタッフが行いますので、お客様にはお立会いいただくだけで結構です。
今回のお品物は約50kgもある商品でしたので、お客様ごご自身での運搬は困難だったとのことで買取が成立して、大変喜んでいただけました。
【陶芸に必要な機械】
・土練り機
- 粘土を練り合わせて均一にする機械です。
- 乾燥した粘土や異なる種類の粘土を混ぜ合わせて、使いやすい状態にします。
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・ろくろ
電動の物と手動の物があり、粘土を成形するために使用します。
- ろくろを回転させながら手で粘土を成形することで、器や花瓶などを作ることができます。
- 電動ろくろは、手動のろくろに比べて安定したスピードで回転し、より精密な作業が可能です。
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・窯
- 焼成(焼き)作業に必要です。
- 焼くことによって粘土が硬化し、作品が完成します。
- 電気窯: 温度管理がしやすく、家庭や小規模な陶芸工房でよく使われます。
- ガス窯: 高温を必要とする作品や特定の釉薬(ゆうやく)を使いたい場合に用います。
- 薪窯: より伝統的な焼成方法で、薪を燃やして温度を高め、独特の風合いが得られます。
他にも作品を作る時に必要な機械や、効率的にするための機械はたくさんあります。
古いお品物でも、状態のよくないお品物でも、お品物の希少性や需要によっては高額で買取させて頂けることもあります。
お電話でのお問い合わせの場合には8:30~17:00、LINE査定であれば24時間査定の申し込みをすることが出来ます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
出張リサイクルショップ24時 楊箸