先日、那珂市にてオーディオ機器のフルオートターンテーブルのレコードプレーヤーを出張買取させていただきました。
弊社では今回のようなレコードプレーヤーをはじめ、システムコンポやスピーカー、アンプなど様々なオーディオ機器の出張買取もしております。
買い替えやお引越しなどで不要になるものや、しばらく使用しておらずどうしようか悩んでいるものまで是非お気軽にご相談ください。
【フルオートマチックターンテーブルシステムとは】
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・アームの自動セット
- レコードを再生するために、針(カートリッジ)がレコードの溝に自動で降りるようにアームが動きます。
- この動作をフルオートマチックに行うシステムでは、ボタン一つでアームが自動でセットされることが多いです。
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・再生後の自動停止
- レコードの片面が再生し終わると、アームが自動的にレコードの終わりを検知して停止し、アームを元の位置に戻す機能が備わっています。
- この機能により、手動での操作を必要とせず、レコードが終了すると自動的に停止します。
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・針の自動戻し
- アナログレコードを聴いた後、針を自動で元の位置に戻す機構も含まれます。
- これにより、針がレコードを傷つけたり、不要な摩擦が発生したりすることを防ぎます。
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・自動起動/停止機能
- レコードがセットされると、自動で再生が開始され、再生が終わると自動的に停止します。
- 特に、ターンテーブルが自動スタート、オートストップを備えている場合、手動での操作が一切不要となります。
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・レコードサイズの対応
- フルオートマチックターンテーブルシステムの中には、複数サイズのレコード(例えば、33回転、45回転)に対応したモデルもあり、自動的に適切な回転数に切り替わることもあります。
【レコードの魅力】
・音質
- レコードの音質はデジタル音源に比べて「暖かみ」や「深み」があると言われています。
- これは、アナログ信号が持つ自然な歪みやハーモニクス(倍音)が原因です。
- 特に低音や中音の響きに温かみがあり、ジャズやクラシック音楽、ロックなどでその特徴を感じやすいです。
- また、デジタル音楽と比べてダイナミックレンジ(音の強弱の幅)に優れており、特に微細な音のニュアンスが表現されることがあります。
- そのため、音楽の細部まで楽しむことができる点が評価されています。
・物理的な儀式としての魅力
- レコードを聴く行為は単に音楽を流すだけではなく、針を置く、レコードを手に取る、ジャケットを眺めるという一連の動作に特別な意味があります。
- 音楽を聴くためには手動でレコードをセットし、アームを針を降ろさなければなりません。
- このプロセス自体が音楽との深い関わりを生み、意識的に聴くことを促します。
- また、レコードはその大きさ(12インチ盤や7インチ盤)から、視覚的にも存在感があります。
- ジャケットアートが大きく視覚的に楽しめるため、アルバム全体を「アートとして楽しむ」ことができます。
・文化的背景
- レコードは20世紀の音楽史を象徴するメディアです。
- 特に1970年代や1980年代に活躍したアーティストやバンドの音楽は、レコードというフォーマットで聴くことによって当時の音楽文化をよりリアルに感じることができます。
- レコードに触れることで、当時の音楽を生きた証として楽しむことができます。
- また、過去のアーティストや音楽ファンの思いが詰まっています。
- そのため、レコードを聴くことは音楽の歴史とともに過ごす時間でもあり、ノスタルジックな感覚が味わえます。
・コレクション性と特別感
- レコードには、限定版や特典盤が存在し、コレクターズアイテムとしての価値があります。
- 特にアーティストが特別なデザインのジャケットやボーナストラックを収めた限定盤をリリースすることがあり、これらはファンにとっては貴重な収集対象となります。
- また、デジタル音楽が簡単に手に入る中でレコードは比較的入手が難しく、プレミアム感を感じさせます。
- 限定盤や初回プレスのレコードは、非常に高価な場合もありますが、それこそがレコードの魅力のひとつです。
・視覚的楽しみ
- レコードジャケットは、視覚芸術としての魅力もあります。
- CDやデジタル音楽では小さなカバーアートが多いですが、レコードジャケットは大きいためアートワークを存分に楽しむことができます。
- アーティストはレコードジャケットを通じて視覚的なメッセージやテーマを表現することができるため、アルバム全体を芸術的に堪能することができます。
- レコードのジャケットには音楽の内容とリンクしたアートが多く見られ、音楽と視覚芸術が一体となった体験を提供します。
- 特に1970年代~80年代のロックやプログレッシブ・ロックのアルバムジャケットには、アートが音楽の一部として重要な役割を果たしているものが多いです。
・「集中して聴く」体験
- レコードは、デジタル音楽のようにバックグラウンドで流しっぱなしにするのではなく、針を落とすという儀式的な行為を伴います。
- そのため、レコードを聴く際は、自然と音楽に集中することになります。
- これが「音楽の深い理解」や「リラックスした聴き方」を促進するため、現代の多忙なライフスタイルの中で逆に価値を感じる人が増えています。
・再発見と新たな世代のファン
- レコードが再び人気を集めている背景には、若い世代の音楽ファンがレコードを新たに発見し、その魅力に気づき始めていることがあります。
- デジタル音楽の時代に育った若者にとってレコードは一種の「新しい古い体験」として面白いものに映り、音楽そのものをより深く感じる手段として再評価されています。
古いものや状態のよくないものでも需要や希少性の高いものについては高額で買取できる可能性があります。
今回の様なオーディオ機器や楽器、フィルムカメラなどでは古いものにこそ価値がある培がありますので高額買取の可能性も高くなります。
古いものでも保存状態のよくないものでも、部品取りやコレクションとしての需要が高いこともありますので、ご自宅に古い機械が眠っているというお客様はぜひ一度弊社にお問い合わせください。
出張リサイクルショップ24時 小林