先日、日立市にてカメラの出張買取をいたしました。
こちらのレンズの他にも複数点一緒に見てほしいとのことでしたので、まとめて査定を行いました。
今回はカメラやレンズの査定ポイントについてご紹介します。
まず、カメラやレンズのメーカーや型式をもとに、どれくらいの需要や希少性がある商品なのか、大まかな査定額をお出しします。
次に、外観の状態や動作異常の有無など、お品物の状態を見ていきます。
今回ご紹介するのは、MINOLTA MD 85mm f/2 マニュアルフォーカス用の単焦点中望遠レンズです。
ミノルタの中望遠レンズでは、ポートレートや風景写真などの撮影に役立つ大口径のMinolta MC ROKKOR 85mm f/1.7が有名ですが、こちらのレンズも小型で良好な描写をしてくれるのが魅力のレンズです。
状態としては、外観は使用感以上の傷や汚れは無くきれいでした。
光学部分については撮影に影響が出る可能性のあるカビやくもりが見られましたので、査定額にも少々影響がありました。
カメラやレンズは湿気や埃に弱いため、適切な保存方法を取らないとカビが発生してしまいます。
カビが発生してしまうと撮影した写真にカビが写りこんでしまうこともあります。
また、内部にカビが発生してしまった場合、それを取り除くには分解する必要があるので知識も技術も必要となります。
個人での修理やメンテナンスはとても難しいため、専門店に依頼をすることが一般的なようですので時間もコストもかかってしまいます。
そうならないためには、防湿庫や専用の保管庫を使用することが望ましいです。
簡易的な方法として、市販の乾燥材や除湿剤と一緒に密閉できる容器に保存しておくといった方法があります。
定期的に乾燥材や除湿剤の状態の確認は必要になりますが、カメラやレンズにカビが生じてしまった際の対処に比べれば手軽にできるメンテナンスと言えます。
カメラを売る際にはもちろん状態が良い方が査定額は高くなりますが、お手持ちのカメラやレンズをなるべく良い状態で長くご使用いただくためにも今回ご紹介した保存方法を取ることをおすすめいたします。
カメラの査定依頼で多いケースとして、弊社ではカメラ以外にも一般的な家電類や農業機械の買取も行っておりますので、別のお品物の出張買取でお伺いした際に「古いカメラがあるんだけど・・・」とご相談をいただくことがあります。
お伺いした際に追加で査定することも可能ですので、お気軽にご相談下さい。
ぜひよろしくお願いいたします。
出張リサイクルショップ24時 楊箸