先日、常陸太田市にてミノルタの単焦点レンズの出張買取をいたしました。
年末の大掃除に伴って、使用しなくなったカメラがたくさん出てきたので査定してほしいというご依頼でした。
弊社では基本的にお電話やLINE査定にて事前に大体の査定額を提示させていただき、ご納得いただけましたら直接お伺いするといった流れで買取りを進めさせていただくことが多いですが、当日お伺いした際にご相談いただければその場で追加で査定することも可能です。
今回はカメラやレンズの査定ポイントについてご紹介します。
まず、カメラやレンズのメーカーや型式をもとに、どれくらいの需要や希少性がある商品なのか、大まかな査定額をお出しします。
次に、外観の状態や動作異常の有無など、お品物の状態を見ていきます。
【カメラやレンズの査定ポイント】
・メーカーや型式
昨今のレトロブームにより、古いフィルムカメラの需要が高まっています。
同じメーカーでも型式によっては数倍から数十倍のお値段の差が出ることがあります。
・年式
同じ型式でも年式が違うとプレミアが付いたりします。
若干の違いがカメラ好きさんには大きな違いになるのでしょう。
・状態
もちろん動作に問題がないものや、傷や汚れ、カビのないものの方が査定額は付きやすいです。
しかい、希少性や需要の高い機種については状態の良くないものでも高額で買取出来るケースがございます。
古いから・・・と諦めずにぜひ弊社にお問い合わせください。
調べたところこちらのレンズは発売が1966年で、60年ほど前に作られたレンズだという事が分かりましたが、希少性も需要もとても高いという訳ではありませんでした。
依頼主様も「かなり古い物なので」とあまり期待はしていないようでしたが、比較的保存状態が良かったためご納得いただける査定額をお出しすることができました。
【カメラやレンズの保管方法】
カメラやレンズは湿気や埃に弱いため、適切な保存方法を取らないとカビが発生してしまうことがあります。
カビが発生してしまうと撮影した写真にカビが写りこんでしまいます。
また、内部にカビが発生してしまった場合、それを取り除くには分解する必要があるので知識も技術も必要となります。
個人での修理やメンテナンスはとても難しいため、専門店に依頼することが一般的なようですので時間も費用もかかってしまいます。
・保管庫を使用する
カメラ専用の防湿庫や保管庫が売られています。
保管庫を使用すれば湿度の管理が簡単に出来るため、保管庫に入れておくだけでカビの発生やチリ・埃の混入を防ぐことができます。
しかし、本格的な設備をそろえるにも費用や場所の確保が必要となります。
・乾燥剤の使用
簡易的な方法としておすすめなのが、市販の乾燥剤や除湿剤と一緒に密閉できる袋や容器に保管しておくことです。
定期的に乾燥剤や除湿剤の入れ替えは必要になりますが、カメラやレンズにカビが生じてしまった際の対処に比べればとても簡単なメンテナンスと言えます。
カメラを売る際にはもちろん状態が良い方が査定額は高くなりますが、お手持ちのカメラやレンズをなるべく良い状態で長く使用するためにも、今回ご紹介したような適切な保管方法を取ることをおすすめいたします。
これからお引っ越しシーズンに伴い、出張買取についてのお問い合わせが増える見込みです。
お客様のご希望の日程に沿えない場合も考えられますので、出張買取をご検討中のお客様はお早目のお問い合わせをおすすめいたします。
ぜひよろしくお願いいたします。
出張リサイクルショップ24時 楊箸