先日、筑西市にてカメラの出張買取をいたしました。
今回ご紹介するのはマミヤ MAMIYA-SEKOR 100mm f/2.8 中判レンズです。
まず見た目の状態についてですが、外観は使用や長期保管に伴う経年劣化による傷みのみでした。
光学部分についてはカビやくもりが見られました。
次に動作についてです。
一応動作はしますが、シャッターの切れが悪かったり、粘りも見られました。
通常であれば今回のような状態ですと残念ながら査定額が大幅に下がってしまうことがほとんどです。
しかし、マミヤのカメラについては国内外での人気が高く、状態が悪くてもご自身で修理したり、専門店で修理に出して使用したい、と購入する方が多いです。
そのため、弊社は専門店ではないため修理は行っておりませんが、需要の高いメーカーですのでお客様にご満足いただける査定をすることができました。
【カメラの種類】
・大判カメラ
特に大きなフィルム(通常は4×5インチや8×10インチなど)を使用するカメラの一種です。
大きな詳細をキャッチする能力があり、特に風景やポートレートの撮影に優れています。
・中判
フィルムまたはデジタルセンサーのサイズが、35mmフィルムよりも大きく、通常は120フィルムや220フィルムを使用するカメラです。
詳細な解像度と優れたダイナミックレンジを提供し、特に大きなプリントや商業用に適しています。
・二眼
主に中判フィルムを使用するカメラで、2つのレンズを持つのが特徴です。
一つは被写体を撮影するためのレンズ、もう一つはファインダー用のレンズです。この構造により、ファインダーを覗きながら撮影ができます。
・蛇腹
特に大判フィルムを使用するためのカメラで、特徴的な蛇腹部分(伸縮可能な布製の部分)を持っています。
蛇腹部分は、レンズとフィルム面の距離を調整できるため、ピントや構図を自由に変更できます。この構造により、さまざまな撮影距離に対応が可能です。
【カメラやレンズの保管方法】
カメラやレンズは湿気や埃に弱いため、適切な保存方法を取らないとカビが発生してしまうことがあります。
カビが発生してしまうと撮影した写真にカビが写りこんでしまいます。
また、内部にカビが発生してしまった場合、それを取り除くには分解する必要があるので知識も技術も必要となります。
個人での修理やメンテナンスはとても難しいため、専門店に依頼することが一般的なようですので時間も費用もかかってしまいます。
・保管庫を使用する
カメラ専用の防湿庫や保管庫が売られています。
保管庫を使用すれば湿度の管理が簡単に出来るため、保管庫に入れておくだけでカビの発生やチリ・埃の混入を防ぐことができます。
しかし、本格的な設備をそろえるにも費用や場所の確保が必要となります。
・乾燥剤の使用
簡易的な方法としておすすめなのが、市販の乾燥剤や除湿剤と一緒に密閉できる袋や容器に保管しておくことです。
定期的に乾燥剤や除湿剤の入れ替えは必要になりますが、カメラやレンズにカビが生じてしまった際の対処に比べればとても簡単なメンテナンスと言えます。
カメラを売る際にはもちろん状態が良い方が査定額は高くなりますが、お手持ちのカメラやレンズをなるべく良い状態で長く使用するためにも、今回ご紹介したような適切な保管方法を取ることをおすすめいたします。
弊社ではカメラの他にも楽器やトレーニング用品、ゲーム機やパチスロ等の買取も行っております。
お問い合わせ方法も、お電話だけでなくLINE査定も行っております。
お電話でのお問い合わせ可能時間は、8:30~17:00となっております。
LINE査定であればお時間関係なく査定の申し込みをすることができます。
お持ちの商品が買取の対象となるのか、どれくらいの査定額が付くのか、とりあえず知りたいだけ、というお問い合わせでも構いません。
是非お気軽にお問い合わせください。
出張リサイクルショップ24時 楊箸