いわき市小名浜にて農機具の出張買取をいたしました。
親御さんが使っていたもので、しばらく倉庫にあり倉庫を片付けたいといったご連絡で出張買取にお伺いさせていただきました。
トラクター以外にもいくつか不要な農機具があるとのことでしたので、実際にご自宅にお伺いしてその場で査定させていただき、その日のうちに回収させていただきました。
こちらのトラクターの場合は屋根や扉のある倉庫にしまってあったものでしたので、見た目の状態は良い方でした。
現地にて担当のスタッフが動作に不具合がないものか確認していきます。
前進・後進の走行に問題がないか、ロータリーが通常に動かくかなど確認させていただきます。
【農機具を放置すると故障しやすい?】
農機具を長期間使用しない場合、故障する可能性が高くなる理由はいくつかあります。
農機具に限らず、機械全般に共通するものであり、適切なメンテナンスが行われていない場合に特に顕著になります。
・バッテリーの劣化・放電
長期間エンジンをかけないと、バッテリーが自然に放電してしまいます。
特に寒冷地ではバッテリーがさらに早く劣化することがあり、エンジンを再始動できなくなる可能性があります。
・オイルの劣化
エンジンオイルやトランスミッションオイル、潤滑油は使用しない期間が長くなると酸化や劣化が進み、粘度が変わることがあります。
これが原因でエンジンや機械内部の部品が摩耗しやすくなり、故障につながります。
・ゴム部品の劣化
タイヤ、ホース、シールなどのゴム部品は、時間とともに劣化していきます。
特に、使用しない間に紫外線や気温の変化にさらされると、亀裂が入りやすくなり、油漏れや空気漏れ、パーツの破損が発生することがあります。
・燃料の劣化
長期間燃料を使用せずに放置すると、ガソリンや軽油が劣化し、沈殿物やガム質の物質が生成されます。
これが燃料フィルターやインジェクターを詰まらせ、エンジンが正常に動作しなくなる可能性があります。
・サビの発生
農機具は金属部品が多く、特に湿気が多い場所に保管されている場合、長期間使用しないとサビが発生します。
サビは、エンジンやトランスミッション、ブレーキシステムなどの機能に悪影響を及ぼし、最終的には部品の交換が必要になることがあります。
・タイヤの変形(フラットスポット)
長期間同じ場所にトラクターを置いておくと、タイヤに変形が生じることがあります。
これを「フラットスポット」と呼び、タイヤが偏摩耗し、乗り心地が悪くなったり、バランスが崩れてしまうことがあります。
・電子部品の故障
最近の農機具には電子制御システムが搭載されており、湿気や経年劣化により電子部品が故障するリスクが高まります。
特に長期間使用しないと、接点不良や配線の劣化などが発生することがあります。
農機具の場合、離農して不要、商品の買い替えで不要、使っていた農機具の部品だけが残っていて不要、など様々な理由で買取のご依頼をいただいております。
【ジャンク品への対応】
農機具に限り、ジャンク品でも一部査定額が付いたり、無料回収できる場合がございます。
ジャンク品の場合、どういった基準で、どのように回収作業をするのかをご説明します。
・需要のある商品
古くても需要の高い商品については、最低でも無料回収をさせていただいております。
同じ機械を長く使用したい、新品の機械を買うほど長く農業を続けられない、といった方は、故障してしまった機械の部品だけが欲しいといったケースも多数あります。
そのため、動作に異常があってもエンジンはかかる、エンジンはかからないけどその他の部品に破損がない、などといった場合には無料回収という対応とさせていただくことが多いです。
・人力で
不動のジャンク品の回収を行う際、管理機などのタイヤのついているものや、複数人でなら持ち運べるものに関しては人力で対応します。
弊社には若く力自慢のスタッフが多数在籍しておりますので安心してお任せください。
・ユニック車
弊社では、ユニック車も複数台所有しております。
そのため、人力での運び出しが困難なものについては、ユニック車での積み込みを行います。
周辺環境によって対応できないケースもありますので、不動の大型の機械の買取依頼については周辺環境についてもお聞きしますので、事前にご確認をお願いいたします。
もちろん安全への配慮も欠かさず作業を行いますので、ご安心ください。
その他、農機具ですと大きな穀物乾燥機やコンバイン、刈払い機や芝刈り機、トラクターや耕運機の部品(マルチ張りや畝立て部品、ロータリーの刃) も買取しております。
不用な農機具がありましたらお気軽にお問合せください。
よろしくお願いいたします。
出張リサイクルショップ24時 大森